FX取引で、どうにかして利益を出したい・・・・
このサイトをご覧の皆さんは、誰もがそう思っていることでしょう。
そこで、利益を出すためのひとつの方法をお教えします。
それは、「
トレーリングストップ」という手法です。
「
トレーリングストップ」は、
レートの上昇に合わせて、現在のレートより少し低い値段でストップロス注文を設定し続けることで、利益を拡大する注文手法です。
例えば、1ドル=110円で1万ドル(110万円相当)買ったとします。
その後、円安が進み、1ドル=115円になりました。
さあ、そこで皆さんは考えます。
「よし、良い感じだ! でもそろそろ円高になるかも・・・・・
いや、さらに円安が進むかもしれないし、ここはしばらく持っておこうかな・・・・・」
こういった感じで引き際を見失い、せっかくの利益をすべて飛ばしてしまった、という悲劇を味わうこともあるかもしれません。
ここで
トレーリングストップの登場です。
まず、「1ドル=120円になったら、119円でストップロス注文する」と設定したとします。
もし、円安で一度レートが1ドル=120円となり、その後、円高で119円になってもストップロス注文で売買が成立しますので、119円−115円=4円の利益が確定します。
また、
そのまま円安が進んだ場合は、ストップロスの水準を上げていきます。
121円になったら120円で設定、125円になったら124円で設定というように。
このように、
トレーリングストップを使うことで、
円安が進めば、利食い(利益を確定させること)のタイミングを遅くし、
利益をより拡大させることができます。
また、
円高になっても、設定してあるストップロスのレートで、最小の損失で食い止め、利益を確定させられます。
ただし、
トレーリングストップには注意点があります。
まずは
レートの設定についてです。
設定するストップロスのレートと、市場のレートが近すぎると(=損失額を少なく設定しすぎると)、
ちょっとした変動で売買が成立してしまいます。
逆に、それぞれのレートが遠いと、損失額を大きく設定することになるため、契約が成立した時の利益が少なくなってしまいます。
このあたりのバランスをうまくとっていかなければなりません。
もうひとつは、
すべてのFX業者がトレーリングストップ注文に対応しているわけではないということです。
よって、この手法を利用したい場合は、トレーリングストップ注文に対応している業者を選択する必要があります。
トレーリングストップ注文に対応しているFX業者でお勧めなのは、
「FXCMジャパン」です。
全サービスにおいての取引手数料が無料で、そのためか、取引高は国内FX業者の中でNO.1となっています。
取引ツールにも定評があり、世界中のトレーダーがその利便性を認めたほど。
この
トレーリングストップという手法、当然「必ず利益が出る」などとは言えませんが、リスクを管理し着実に利益を出していく有効な方法の一つであることは確かです。
興味がある方は、是非お試しください。