FX実践投資法:ストップロス注文(損切り)の重要性
FXをはじめ、金融商品を取引する場合、利益を出すこともあれば、損失をすることもあります。
まぁ、それは競馬やパチンコといったギャンブルでも同じですが・・・。
ほとんどの方は「いかにして利益を出すか」ということを念頭に置いて取引をすると思います。
一方、「いかにして損失を抑えるか」と考えることは少ないかもしれません。
でも、例えば、パチンコをする方は「今日はどうも調子が悪いから、この辺でやめておくか」と考えるでしょう。
損を増やさないよう見切りをつける訳です。
これはFXでも同じことが言えます。
あらかじめ、「ここまでなら損をしてもよい」という設定をすることで、損失を最小限に食い止めることができるのです。
それが「ストップロス注文」です。
ストップロス注文は、「逆指値注文」ともいいます。
購入したポジション(売り/買いのどちらの場合でも)が、ある一定の金額まで、自分の不利なほうに変化したら決済を行うというものです。そのため「損切り」とも呼ばれます。
例えば、1ドル=100円で1万ドル(100万円相当)を購入したとします。
そこで「もし、1ドル=80円に下がったら決済する」とあらかじめ注文しておきます。
こうすることで、仮にドルが70円まで下がった場合、30万円の損失になるところを、80円で決済すると設定したので、20万円の損失で済むのです。
FXは、必ずしも自分が思ったとおりにレートが動くわけではありません。
つまり、損失を受けることもある、ということを頭に入れておく必要があります。
損失をいかに少なく抑えるか、手を打っておくことが、長い目でみれば利益につながっていくのです。
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