主要通貨の特徴:ユーロ(EUR)
ユーロは1999年にヨーロッパで誕生しました。現在は第2の基軸通貨となりつつあります。
EU(欧州連合)に加盟している25カ国のうち、13カ国がユーロを導入しています。
ユーロに参加するためには、インフレ率、長期金利、財政収支、政府累積債務など、さまざまな条件について一定基準を満たす必要があります。
ユーロは、欧州中央銀行と各国の中央銀行から構成されている「ヨーロッパ中央銀行システム」によって管理されています。
このヨーロッパ中央銀行がユーロの金融政策を策定します。
同時多発テロなどを踏まえ、最近では米国が有事になった時のリスクを回避する意味で、ユーロが買われる傾向にあります。
ユーロの為替要因としては、ヨーロッパ全体の景気動向が挙げられます。
特にドイツの経済動向により、為替への影響が出る傾向にあります。
それ以外にも、各国の財政赤字拡大が、ユーロの基盤を弱める不安材料となります。
FXの通貨としては、取引量が多く市場も大きいため、比較的に安定性があります。
ただし、各国の経済状況の違いによる不安定要素も見受けられます。
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