FXが解禁になった頃には、まだゴロゴロと存在していた悪徳なFX業者たち。
当時は法が整っていなかったため、悪徳FX業者が野放しになっていたのです。
有名なのが、2003年に起こった「
フォレックスジャパン事件」。
5000人の顧客から200億円もの証拠金を集め、その状態で投資家への一切の返金を停止した、という事件です。
その後、救済の会が設立され、なんとか3割程度は回収したものの、その他のお金は返ってきませんでした。
海外に流れてしまった、との噂もあるようですが、真相は今でもはっきりとは判明していません。
・・・・・・と、以前はこのような事件が起こってしまうほど法整備が甘かったのですが、
2005年に法改正があってからは、こうした悪徳なFX業者は激減しました。
併せて、
直接の訪問や電話営業が禁止され、余計な営業をかけられたりしつこく言い寄られたりする心配もなくなりました。
とはいえ未だに、悪徳な業者や、悪徳とまではいかないもののあまり好ましくない業者・不便な業者も存在します。
大手はほぼ問題ありませんが、やはり中小クラスの業者になりますと、たまに怪しいところもあるので注意が必要。
好ましくないFX業者は、以下のような特性を持つことが多いので、是非覚えておいてください。
■直接訪問や電話営業をしてくる
■やたらとレバレッジの倍率を大きくするように勧めてくる
■リスクを全く説明せず、「絶対に儲かる」としか言わない
■解約や現金化に素直に応じようとしない
■カバー先銀行の格付けが低い
■24時間営業ではない
もし今、このようなFX業者と取引をしていたり、口座を開設しようとしているのならば、今一度よくその業者について確認してみるとよいかもしれません。
安全なFX業者については、当サイトのメニューにある「
FX業者比較」にて掲載してありますので、よろしければ参考にしてみてください。