FXで資産を増やすためには?
FXでは、主に以下の2通りの方法により、資産を増やすことが可能です。
為替差益
まず一つめは、為替の変動を予想することによって売買益を得る、という方法で、金融投資の基本的な手法です。
パターンとしては、以下の2種類となります。
「安く買った通貨を高く売る」
「高く売った通貨を安く買い戻す」
それでは、具体的に解説します。
まず、「安く買った通貨を高く売る」について。
これは言葉通りの意味で、100円で買った通貨を120円で売ると20円の利益が出るということです。
100円で買った消しゴムが120円で売れたら、単純に20円儲かりますよね?
そしてもう一つ、「高く売った通貨を安く買い戻す」について。
FXの場合は、他の外貨商品と違って円を買うこともできるので、いきなり「外貨の売り」から入ることもできます。
これにより、「高く売った通貨を安く買い戻す」ということが可能となるのです。
つまり、円高になると予想した時は、いきなり外貨の「売り」から入り、見事円高局面となった時に、外貨を買い戻すのです。
120円で売った外貨が110円になった場合、この外貨を買い戻せば10円の利益が生まれますよね?
外貨だからわかりづらいかもしれませんが、これを実際の「モノ」に置き換えるとわかりやすいと思います。
あなたが友人Aに対し、友人Bの消しゴムを120円で売ったとします。
勝手に友人の消しゴムを売ったりしてはいけませんが・・・・・
まあそれはともかく、これであなたの手元には120円の現金が残りました。
しばらくしてから、その友人Aから110円で消しゴムを買い戻しました。
この場合、あなたの手元には、消しゴムと現金10円が残りますよね?
消しゴムは友人Bのものなので、ここは素直に返します。
それでも、現金10円はあなたの手元に残りました。
つまり、10円の利益を得たのです。
さらに、FXでは、レバレッジ(てこの原理)と呼ばれる方法を使うことにより、元手以上の投資を行うことも可能です。
レバレッジとは、小額の資金を元にして、大きな金額を運用すること。
FX業者によっては、最大400倍ものレバレッジをきかすこともできます。
つまり、10万円の入金に対し、4,000万円ものお金を動かせるということになり、受け取る利益も400倍に跳ね上がります。
ただその分、リスクの方もしっかりと上乗せされますが・・・・・
ですので、レバレッジに関しては、ある程度FX取引についての知識を蓄え、腕が上がってきてから倍率を上げていくようにした方がよいです。
もちろん、レバレッジを使うかどうかは自由で、レバレッジ1倍(つまり元手と同じ金額)で取引することも可能なのですから。
むしろ、最初のうちは1倍で取引した方が安全でしょう。
慣れてきたら、2倍・3倍と徐々に上げていくのが好ましいです。
スワップ金利
次に、スワップ金利で収益を得る方法です。
まず、スワップ金利について。
スワップ金利とは、簡単に言うと「通貨の金利差」のことです。
例えば、ドルが年利5.1%、円が年利0.1%だった場合、5.1 − 0.1 で、その差は5.0%となります。
この5.0%という数字をスワップ金利と呼びます。
2007年10月現在での日本は、皆さんもご存知の通り、銀行にお金を預けていてもほとんど金利がつかない「超低金利時代」です。
ところが海外に目を向けてみると、年利5%以上というのはザラで、10%もの金利がつく国もあります。
ならば、当然日本の銀行に預けておくよりも、その預けているお金を金利の良い外貨に換えた方が得です。
上記の例(アメリカ:年利5.1%、日本:年利0.1%)の場合だと、日本の通貨でアメリカの通貨を購入した場合、5.1 − 0.1 で、5%もの年利がつくのですから。
なぜ5.1%から0.1%をマイナスするかというと、通貨を交換しているわけですから、購入した通貨(この例ではドル)に対する金利(この例では5.1%)を受け取ると同時に、手放した通貨(この例では円)に対する金利(この例では0.1%)を支払う必要があるからです。
よって、効率よくスワップ金利での収益を狙う場合は、できるだけ低金利の通貨で、できるだけ高金利の通貨を買うようにしましょう。
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