他の金融商品との比較:外貨預金
外貨預金とは、文字通りアメリカドルやユーロなどの外貨で銀行に預け入れを行うことです。
この外貨預金、名前くらいは知っている人も多いかもしれませんね。
しかし、「外貨預金 = ボッタクリの金融商品」というのは、意外と知られていません。
では、外貨預金がいかに不利であるか、そしてFXがいかに有利であるかについて解説していきます。
外貨預金は従来から、日本でも人気のある外貨の金融商品でした。
一番の理由は、現在の日本に比べて高金利な国が多いという点です。
外貨預金の仕組みは、手持ちの円を外貨に換えて預け、外貨を再び円に戻して受け取るというもの。
外貨預金は、外貨については元金が保証されていますが、円については元金の保証はされていません。
つまり、「100円=1ドル」というレートで100万円をドルに交換して1万ドルにした場合に、1万ドルという元金は保証されていますが、円に戻した時に「90円=1ドル」のような円高になっていた時は、1万 × 90円 で90万円になってしまうこともある、ということです。
しかも外貨預金には、高額な手数料がかかります。
その額は、1ドルあたり、購入で約1円、戻しで約1円、つまり往復で1ドルにつき2円以上もかかってしまうのです。
そして、高金利の豪ドルやニュージーランドドルなどは、さらに高い手数料がかかります。
これでは、せっかく金利が高くとも、利息分はほとんど手数料で消えてしまうか、損をする場合すらあるということに・・・・
高額な手数料を考慮すると、外貨預金で資産が増える時は、「円安が進んだ時のみ」と言えます。
さらに、投資家にとって不利なことは、FXが常時換金可能なのに対して、外貨預金は基本的に途中解約ができません。
どんな相場状況になろうとも、期日までは預け続けなければならないのです。
仮に解約できる場合でも、解約の際に大幅なペナルティが課されます。
つまり、「今解約すれば大きな利益が得られる!」という場合でも、おいそれと解約することができないのです。
これらのことから、あらゆる面で外貨預金よりFXの方が優れていると言えるでしょう。
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