FXとは?
FXとは、昨今注目を浴びている「外国為替証拠金取引」のことで、「通貨証拠金取引」「外国為替保証金取引」とも呼ばれる、外貨・為替を対象とした金融商品のひとつ。
その名の通り、世界中の為替相場の変動によって生じる差額で収益を得る、という取引のことです。
「そもそも為替って何?」という方もいらっしゃるでしょうから、まずは為替についての解説を。
為替とは、一言で言うと、異なる通貨同士を交換する取引のことで、正確には「外国為替」といいます。
略して「外為(がいため)」とも呼ばれます。
ご存知の通り、世界各国ではそれぞれ、その国独自の通貨が流通しています。
日本なら「円」、アメリカなら「ドル」、ヨーロッパ諸国なら「ユーロ」、イギリスなら「ポンド」などなど。
そしてこれらの通貨は、それぞれ「価値」が違います。
「1円=1ドル」ということはないですよね?(2007年10月某日のレートでは「約116円=1ドル」)
そして、この「何円で1ドルと交換できるか」というような数字のことを「為替相場」と呼びます。
もちろんドルだけでなく、異なる通貨同士の交換比率全般です。
為替相場は、刻一刻と変化していきます。
「115円=1ドル」になったり、「117円=1ドル」になったり。
これが「為替相場の変動」です。
為替相場は、それぞれの国の経済力や金利、政治的要因、貿易による収益などで、絶え間なく変動しています。
この為替相場の変動から生じる差額で収益を得ようとするのが、FX取引の主たる目的。
FX業者にて口座を開設することで、簡単に取引を開始することができます。
そして、FXの取引所は世界中にあるため、時差の関係上、取引は24時間行われています。
つまり、インターネット環境があればいつでもオンライン取引が可能なのです。
こうした手軽さから、専門家やプロはもちろん、普通のサラリーマンや主婦などの間でも爆発的な広がりを見せています。
また、FXに対し「ハイリスク・ハイリターン」というような認識を持っている人がいますが、これは間違いです。
なぜこのような間違った認識を持つ人が増えたかというと、当時は悪徳FX業者の数が多かったからです。
顧客の利益を考えない悪徳FX業者は、「とにかくレバレッジ(入金額の何倍ものお金を運用すること)をきかせた方がよい」とやたら勧めていました。
理由は、取引額が多くなれば、その分FX業者に手数料が入るためです。
確かにレバレッジは、FX取引をする上で欠かせないものですが、FXをよく理解していない顧客に対し、リスクを説明せずに無謀なレバレッジをさせていては好ましい結果など生まれるはずもありません。
必然的に、大きな損害を背負わされた人たちが多く生まれてしまったのです。
しかし、今ではこういった悪質なFX業者は激減しましたし、そもそもFX業者の口車に乗らず無謀なレバレッジをきかせなければ、ローリスクでの運用が可能なのです。
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