「さ」
売買注文を出すときに、あらかじめ指定したレートで売買を行なうことをいいます。
自分で売りたい時、そして買いたい時の値段を指定して売買を行う注文方法です。
また予め値段を指定し、価格によって限定する事から別名「リミットオーダー」とも呼ばれ、指定した値段に為替レートが動くと自動で売買がされるため、成行注文の時のように常に為替レートを意識する必要がありません。
所得のうち、利子所得、配当所得、事業所得、不動産所得、給与所得、譲渡所得、一時所得のいずれにも該当しない所得のことを指します。
FXで得た利益は雑所得として扱われ、確定申告が必要になります。
売買のタイミング・銘柄・手じまい方などのルールを定量的に定め、それにしたがって売買するようなトレード手法のことです。
テクニカル分析の手法が使用されることが多いですが、それには限りません。
手法が機械的なだけで、銘柄の発注や損切りは人の手によって行うものや、売買から手じまい、資金管理まで完全に自動化したプログラムによって遂行される場合もあります。
FX業者が、投資家から予め担保として預かるお金のことです。
証拠金は、取引金額に応じて一定の割合以上の金額が必要になります。この割合が証拠金維持率です。
例えば、証拠金10万円をもとに1万米ドル(必要証拠金は10万円とする)で取引を開始したとします。
ここで、レートが1円下がった場合、1円×1万ドル=1万円損失したことになります。口座の残高は9万円になるので、証拠金維持率は、
9万円(口座残高)÷10万円(必要証拠金)=0.9(90%)となります。
必要証拠金より残高が下回っているので、口座を維持するためには、証拠金を追加するなどの処置が必要になります。
口座を開設する際に、最初に入金する必要があるお金のことです。
初回入金は、その後のFXで利用することができ、出金はいつでもできます。
信託保全は、顧客から預かった資産を、FX業者とは別の金融機関に預託することで、万が一そのFX業者が倒産するなどのトラブルがあった場合でも、資産が返還されるという仕組みです。
「売り」と「買い」の持ち高をイーブン=ゼロにすることをいいます。
ストップ・ロス・オーダーともいいます。購入したポジションが、ある一定の金額まで下がったら、決済を行うというものです。また、損失を抑えるため、高い値段で買い戻すことです。そのため「損切り」とも呼ばれます。
例えば、1ドル=100円で1万ドルを購入後に、80円に下がったら決済する、とあらかじめ注文します。
こうすることで、仮にドルが70円まで下がった場合、30万円の損失になるところを、80円で決済すると設定したので、20万円の損失で抑えられます。
指値注文(リミットオーダー)や逆指値注文(ストップオーダー)をしている時に、指定した価格と違う価格で(ズレが生じて)売買が成立することをいいます。
これが起こりやすいのは、「週末から週明けにかけて」「年末から年始にかけて」「重要指数の発表前後」などです。
例えば、現在の米ドル/円のレートが120円として、118円でストップオーダーを設定したとします。
ところが、週明けにレートが大きく変わり、設定した価格を超え、117円になってしまうということです。
本来であれば、118円で成立させたいのですが、その分FX業者がリスクを負うことになり、場合によっては業者の破綻なども招くため、このようなことが起こります。
異なる2通貨の金利差調整を表します。
高金利の通貨を買い、低金利の通貨を売れば差引で受取(利益)になり、逆の場合は支払い(損失)になります。
FX業者が提示する買値(ビッド)と、売値(オファー)の差のことです。
たとえば、ドル/円のレートが「120.15―20」の場合、スプレッドは5銭となります。
この価格差は手数料として、FX業者の利益になります。
つまり、取引をする際には、スプレッドが少ないほうがコストが低く済むということです。
政府が、インフレやデフレなど景気を配慮して設定する金利のことで、決定権は各国の中央銀行(日本の場合は日銀)にあります。
中央銀行が市中の銀行に貸し出す際の金利を指します。
FXではスワップ金利に関わってきます。
銀行間の資金の貸し借りの金利を限りなくゼロに近づける政策のことです。
これにより資金が借りられずに銀行が倒産するというリスクを解消することができます。
景気が回復すれば解除されます。
市場内部要因のデータを統計的に分析して、相場の方向性を予測する「テクニカル分析」のひとつで、オシレーター(振幅を測るもの)分析の一種です。
RSIは、過去一定期間の変動幅における上昇分の割合のことです。
具体的には、過去一定期間の上げ幅(前日比)の合計を、同じ期間の上げ幅の合計と下げ幅の合計(いずれも絶対値)を足した数字で割って、100を掛けたもので、0%から100%の範囲で推移します。
損失を確定させることを指します。
この注文を「ストップ・ロス・オーダー(逆指値注文)」といいます。
これにより損失を抑えます。⇔利食い